« トパズ(茨城県城里町錫高野) | トップページ | ラムスデル鉱(静岡県下田市寝姿山) »

2020年5月 4日 (月)

白雲母(神奈川県山北町世附川流域)

Muscovite KAl2(Si3Al)O10(OH)2 珪酸塩鉱物

 

Muscovite_yoduku_01

Muscovite_yoduku_02

世附川大又沢流域で拾った石。

白雲母か真珠雲母だと思うのですが、わかりません。肉眼だと銀色に見えるけれど、顕微鏡で見ると銀色なわけではなく透明で、輝きがとても強いので銀色に見えるのだとわかりました。

同じ場所(沢)で方解石が割と見られ、この雲母がついている石も真っ白でUVライトで見るとほの赤く光るので、カルシウム成分が多いのだろうということで、真珠雲母かも?

でもここには赤褐色の柘榴石もあって、どうやら上流域に、有名な世附権現山細川谷の柘榴石を含む流紋岩脈の続きがあるみたい。とすると、これは鉄礬柘榴石か? 本を見ると白雲母の共生鉱物として鉄礬柘榴石と書いてあるので、白雲母かも? それとも関係ない? この白雲母?と柘榴石が一緒についている石もあるのですが、その柘榴石は色がちょっとオレンジで、鉄礬柘榴石っぽくないんですよね。実際、細川谷の柘榴石は、鉄礬ザクロ石と満礬ザクロ石の2種類あるらしいし。。。

まあ素人考えなので、まったくわかりませんし、こういう時は大抵ありふれた鉱物のほうなので、白雲母としました。

いずれにしても、輝きの強いきれいなものです。

 

丹沢の大又沢は、神奈川側からだと、浅瀬から大又沢林道をずーっと歩いて行くか、中川の上の原から二本杉峠を越えて行くかの二択になりますが、長い林道歩き、あるいは山越え(しかも途中廃道か道のない尾根歩き含む)と、どっちも結構大変です。それでも行く最大の魅力のひとつは、人が少ないことでしょう。ひとりでも他の登山者、釣りの人に会うと、今日はちょっと混んでた、と感じますw

地質的にも丹沢層~トーナル岩層、地蔵平から富士見峠周辺のどこかには火山があったらしいですし(これが丹沢ザクロ石流紋岩のもと)、北の最奥部には多分ペグマタイトがあるはず。はでな鉱物はそうそうありませんが、おもしろい地域です。

ちょっと前、法行沢に行ったとき、初めて見る工法の新しい木製谷止工がありました。令和元年作なので、もしかしたら昨年の台風の後に作られたものかもしれません。下手なアートなんかより、よほど芸術。特に木製のものは、他にもすばらしい「作品」がいくつか見られます。こういうのを見るのも楽しみのひとつですね。

Yoduku01Yoduku02


« トパズ(茨城県城里町錫高野) | トップページ | ラムスデル鉱(静岡県下田市寝姿山) »

▽珪酸塩鉱物」カテゴリの記事

○神奈川県」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« トパズ(茨城県城里町錫高野) | トップページ | ラムスデル鉱(静岡県下田市寝姿山) »